今日は伊賀上野ケーブルテレビのチャンネルガイド『おうちではじめるDIY』3月号の取材でした。
この3月号で丸2年。任期満了でこの企画の講師を卒業します。
月1の連載ということで、作品を考え、試作、材料の準備、図面描き。
作り方手順の取材、完成品の写真撮影、原稿書き、校正、校了・・・やっと終わったところへまた次の撮影がやってくる!・・・と、常に頭の片隅に、この連載のことがある2年間でした。
嬉しいことに「毎月見てます!」「○月号の作品を作りたいです」というお声もきかせていただき、実際に教室に作りに来てくださる方もありました。
記者の松本さんも毎回製作しながらの取材。
やはり私が作るだけよりも松本さんが一緒に作って下さることで、「あ、読者の方に、ここをもっと伝えたい!」と私が気づかせてもらう場面があったり、ディスプレイの幅が広がったり。
内容も今年度は少しずつレベルアップしていったので、最後の3回は特に大きめの作品づくりとなりました。
今日はいつもより部材が多かったので時間はかかりましたが、それでも手慣れた様子で印つけや穴あけ、ボードカンナやビス組みをしていく松本さんは、なんとも頼もしく見えました。いつもは撮ってもらう側ですが、今日は最後の製作だったので、私も松本さんを撮りました。
原稿がなかなか書き上がらない時もありました。
もうjw-cadで図面描くよりとにかく手描きでもいいから図面を提出しないと・・・でもそんな時に限ってスキャナーが調子悪くて原稿を取りに来てもらったり・・・原稿を書きながらどうしても写真が必要になり、改めて撮りに来ていただいたり。
体調が悪い時も、松本さんの笑顔にどれだけ癒されたか。
昨年夏に右半身を痛めて電動ドライバーを持ちあげるだけで激痛だったときには、2回目の取材の時に湿布を持ってきて貼って下さったのにも助けられました。
家具技能士の試験前にどれだけ必死だったかを見てくださっていたので、ちょうど12月の取材中に2級家具技能士の合格証とバッチが届いた際は、目に涙を浮かべて喜んで下さいました。
今日は製作手順の撮影だったので、来週の完成品の写真撮影が最後の取材となります。
いつも何かがツボにはまって、撮影中に少なくとも1回は大笑いしている私たち。
心の底から笑い合える貴重な時間が来月からなくなってしまうかと思うと、松本さんに会えなくなることがさみしくて仕方ありません。
もうすでに松本Lossな私です。