スマイルウッドは、
『日本の森をなんとかしたい!』という熱い想いから、スタートしました。

日本の植林された森の現状
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左の木は、切り捨て間伐により森に放置された状態。
右の木は、間伐され木材として活用するために製材された姿です。
どちらの木にするのかを決めるのは、私たち人間です。

昭和20~30年代、今後利用できる木を育てるために天然の森を伐採して苗木を植え、
人々は人工林(植林された森)を作りました。
人間の都合で植林された森は勝手に育っていくわけではなく、
人が適切に手を加えない限り健全な状態にはなりません。

健全な森を作るためには、定期的に木を切る間伐や枝打ちのような手入れが欠かせません。
ところが、そのような作業を行うには費用がかかり、また大変な労力も必要です。

現在木を切ってもそれに見合ったお金にならないため、間伐などの手入れもされず、
また切ったとしても搬出にお金がかかるため木を森に放置している状態なのです。
天然林と人工林を分けて考え、木を使わなければ緑豊かにならない森があることを知ってください。

高知県で訪ねた植林された森は丹精込めて育てられ
森には光が差し込み、木々が生き生きしていました。

高知の杉林

下草がしっかり育ったその森は多くの水を蓄え、蓄えた水がわき水となって山から流れ出し、
その湧水を利用して魚を育て、さらに魚によって温められた水を田んぼに流し、
その水で稲を育てる。そんな生活を目にしました。

大事にされて元気に育った山は、木だけではなく、山全体が生かされている。

その恵みの一つがはじめにご紹介した間伐されて木材として活用するために製材された木であり、

山で育った山菜や養殖した魚、そして山の水で育てたお米なのです。

結局すべてが繋がっていました。


もうひとつ、信じられない木の力強い姿を目にすることもできました。

それは間伐した木の切り株に、なんと隣の杉の木から根っこが伸びてきて、

切り株から栄養を摂っていたのです。

杉の切り株

杉が本来持っている力強い生命力を感じました。


土砂災害

この山は上で紹介した切り捨て間伐された森の近くで見た、手入れされていない森です。

あれほど力強い杉の生命力は失われ、間伐されていないため森には光が入らず、
下草が生えないので土壌がやせ、木々はひょろひょろ、根も地中深くまで張っていません。


こんな森を作ってしまったから、大雨により土砂崩れを起こす原因にもなったのではないでしょうか。

人間が作り出す素晴らしい森と、杉の生きる力があるにもかかわらず、なぜこのような森が生まれてしまったのか。
もし木がお金に変わる時代だったとしたら・・・?

木がお金に変わる=手入れが行き届く森になる。この現状を直視することが必要だと感じました。

森を育てている人が、きちんと森を手入れするにはお金が必要です。
そして木をお金に変えるには、木を使うことが必要です。
木を使う人が増えれば、森の木を切ることになり、その木を育てるために森の手入れをすることになります。
そしてそれは豊かな森を作ることに直結しています。

日本の森の未来を考え、今、たくさんの木をみなさんにお届けしたい。

その強い想いから、スマイルウッドは国内の杉を使ってものづくりを楽しむ木工教室を展開しています。

森を中心とした笑顔の連鎖が生まれることを目標に掲げ、スマイルウッドは活動しています。

日本の森の未来を明るくしたい。


そのためには、まず木を知り、木にふれて、木を好きになってもらいたい。
スマイルウッドのおうち木工教室では、木工技術をお教えするだけではなく、
木のこと、森のことをお伝えする時間も大切にしています。

木や森のことを気にかける一人ひとりの想いが、日本の植林された森を元気にしていく原動力となります。
あなたも、毎日の生活の中に木でできたものを取り入れて、木からぬくもりやパワーをもらい、

木のものづくりを楽しんでみませんか?